健康経営®の取り組み

TMG健康経営宣言

「愛し愛されるTMG」ー職員1人1人が健康で、幸福であることは、地域の皆様・職員同士仲間を愛し、また地域の皆様・職員から愛される病院・施設作りに必要不可欠です。
TMG創立60周年の今年、「TMGウェルビーイングセンター」を設置、職員やそのご家族、地域の皆様の健康維持・増進に取り組んで参ります。
「ウェルビーイング(well-being)」は、身体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態-健康、幸福であることです。「TMGウェルビーイングセンター」は、TMGに関わるすべての方が「ウェルビーイング」であることを目指します。

2022年2月 TMGウェルビーイングセンター CHO(健康管理最高責任者) 中村毅

2024年度までに達成すべき主な取り組み

健康経営推進体制

戸田中央メディカルケアグループ会長を健康経営最高責任者(CHO)として、TMG本部の健康経営を推進しております。

職員の健康課題に対して≪健康経営担当部署、産業保健スタッフ、衛生委員会、健康保険組合≫が互いに連携しながら、課題解決への対応を進め、職員へ還元する体制で取り組んでいます。

健康経営戦略マップ

主なアクションプラン

定期健診後の二次健診受診率向上

TMGウェルビーイングセンターと連携して受診勧奨を行い、二次健診の受診率向上に寄与しています。

ストレスチェックの実施

セルフケアのさらなる充実化及び働きやすい職場環境の形成を目的に、受検率100%を目指して実施しています。高ストレス者に対し、産業保健スタッフの他、外部の医師面談を選択肢として提供しています。

2023年度 ストレスチェック受検率(単位:%)

全体 東光会 武蔵野会 横浜未来ヘルス
ケアシステム
TMG本部
受検率 90.1 89.8 87.6 92.2 100.0
高ストレス者率 15.1 15.4 15.1 14.5 8.6

ピンクリボン運動の促進

乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推奨する世界的な啓発キャンペーンである「ピンクリボン運動」の推進に力を入れており、情報提供やイベントを実施しています。

2023年度 乳がん検診率(単位:%)

全体 東光会 武蔵野会 横浜未来ヘルス
ケアシステム
TMG本部
乳がん検診率 19.1 23.4 21.9 7.2 66.7

TMGピンクリボン運動サイト

健康保険組合とのコラボヘルス

保険者と連携して、職員およびその家族の疾病予防や健康づくりを実施しています。
TMG健康保険組合(当グループ単一健保)とTMGウェルビーイングセンターは、定期的に健康課題の共有・分析を行ない、職員の健康増進施策につなげています。

職員一人ひとりの健康リテラシー向上

2024年グループウェアの導入により、職員への情報共有がスムーズになり、職員が健康情報や健康資源へアクセスしやすい環境となりました。
ツールを活用した教育を展開することで研修参加率を上げ、職員の健康に関する知識や技術・活用能力の向上を目指します。

2023年度 研修参加率(単位:%)
①女性の健康に関する研修 ②メンタルヘルス(セルフケア)に関する研修

全体 東光会 武蔵野会 横浜未来ヘルス
ケアシステム
TMG本部
33.3 34.2 34.0 15.4 45.6
22.2 25.4 24.4 4.3 54.0

健康支援センターTMGFit

健康運動指導士による出張運動指導や企業向けの健康づくりセミナーを通して、地域の健康づくりに貢献しています。
グループ内イベントにおいては職員と一緒に体を動かしたり、定期的なエクササイズ動画配信を行うことで、職員の健康増進につなげています。

SDGs

2021年4月にTMG本部を始め関連施設の職員からなる「SDGs推進プロジェクト委員会」を立ち上げました。SDGsアクションプランを5つのテーマ「医療・介護」「人材・教育」「健康・予防」「地域貢献」「環境・資源」に分けて策定し、取り組んでいます。

意識・行動変容指標(40歳以上の職員を対象に集計)単位:%

グループ全体 東光会 武蔵野会 横浜未来
ヘルスケアシステム
TMG本部
2023年度 2023年度 2023年度 2023年度 2023年度 2022年度
喫煙率 15.8 15.9 16.1 14.1 12.3 19.4
運動習慣者率 19.1 19.5 19.7 14.8 33.3 27.2
飲酒習慣者率 7.8 8.4 8.9 5.1 12.3 14.6
適性体重維持者率 63.6 64.4 64.2 61.7 64.9 60.2

パフォーマンス指標

グループ全体 TMG本部 測定方法
直近の測定値 測定人数 回答率 直近の測定値 測定人数 回答率
アブセンティーイズム※1 1.1日 16903人 1.7日 235人 傷病休職制度の利用日数の全従業員平均
プレゼンティーイズム※2 79.2% 10355人 90.6% 83.0% 164人 94.8% SPQ(東大1項目版)を参考として、オリジナルの指標を使用
ワーク・エンゲイジメント※3 3.54点 10355人 90.6% 3.83点 164人 94.8% ユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度(3項目版)を使用
  • ※1 体調不良やストレスなどで、職員が仕事を休む状態が続いてしまうこと。数値が小さいほど良好な状態を示す。
  • ※2 勤務中において、健康上の理由で仕事の生産性が下がっている状態。数値が低いほど生産性が下がっている状態を示す。
  • ※3 仕事に対するポジティブなやる気や意欲、そして深い満足感を持ちながら働いている状態。6点満点とし、数値が大きいほど良好な状態を示す。
  • * 「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。