2021年9月に配信形式にてリハビリテーション部1年目職員対象で「地域/訪問1-Ⅱ」の研修会が行われました。今回の研修では倉林科長代理、安藤係長から「地域包括ケアシステム」「訪問リハビリテーションの理解と実践」などについてご講義頂きました。
倉林科長代理からは地域包括ケアシステムとは何か、なぜ地域包括ケアシステムが必要なのか、地域包括ケアシステムでどう地域を支えるか、地域リハビリテーションなどについてご講義頂きました。また、事例を通して地域での動き方や連携についてご講義頂きました。
続いて安藤係長からは生活期リハビリの必要性、訪問リハビリテーションとは、訪問リハビリにおけるSPDCAの考え方などについてご講義頂きました。
また、事例を通して訪問リハビリにおける評価や訓練の進め方、地域との連携などについてご講義頂きました。事例検討では訪問リハビリにおいてゴール設定をどのように考えるかについてもご講義頂きました。
受講者からは、
「高齢者だからといって何でも手伝うのではなく、できることはご本人に行って頂くことが大切なのだと思いました。」
「特に地域では本人の生活背景に合わせての介入が必要であると学びました。」
などといった意見が聞かれました
超高齢化社会を迎えているなかで、これからは地域での関りがより重要になっていきます。
私自身は医療施設でしか働いたことがなく、今回の研修を通じて介護領域のことや地域でのリハビリテーションについて改めて勉強する必要があると感じました。
講師の先生方ありがとうございました。
文責:
リハビリテーション部 教育委員会 中垣 友徳(戸田中央リハビリテーション病院)