当施設で初めての「アニマルセラピー」が行われました。コロナ禍で家族とも直接会うことが難しい中、セラピードッグが施設に来てくれました。
アニマルセラピーには、動物と触れ合うことで、自然に笑顔がこぼれたり、穏やかな表情になったりなど、表情の変化や、精神的な安定をもたらす効果が有るそうです。昔、犬を飼ったことのある方は、昔のことを思い出して涙するなど、情動の変化が現れることもあるそうで、普段ほとんど自発性がみられない方でも、犬への興味を持って、積極的に犬をなでる、触る、抱くなどの自発的な行動が促され、意欲や活動性の向上や、身体機能の向上も期待できるそうです。
実際にセラピードッグを触りたくて、利用者様たちは自ら手を伸ばしたり、しっかりと抱っこしたりする場面がたくさん見られました。利用者様だけでなく、職員もみんな笑顔になりました。セラピードッグ達の癒し効果はすごいなぁと実感しました。
本当に賢くてかわいいセラピードッグ達でした。見ているだけでもとても癒されました。
新型コロナが5類になり、施設の感染対策も少しずつ緩和されつつあります。そのため行事や直接面会も行える様になって来ています。コロナ禍で我慢を強いられた分、少しでも利用者様やご家族が笑顔で触れ合える時間が増えればいいなと感じております。
文責:ヒューマンライフケア横浜 リハビリテーション科 田中優