世の中の動きが活発になり、いよいよ高齢者の活動も再開されました。
船橋市では、介護認定を受けていない高齢者の集まりをミニデイと言っている地域がございます。
今年度に入り、当施設でコロナ禍以前に取り組んでいたミニデイの健康体操指導の依頼が増えて参りました。
毎月1か所の自治会館に出向いて、現在6か所に伺っております。
1回の開催で約60分の持ち時間で、体と頭の体操を実施しております。
1回の参加者は、15~30名で男性よりも女性の参加者が圧倒的に多いです。
各自治会館で年に2回お会いする計算となりますので、参加者全員の握力などを測定し、フレイル予防の啓発活動も進めてゆきたいと考えております。
体操の中で一番人気が高いのは、参加者が新聞紙を丸めて硬く棒状にした棒を持ち、山口が軽く棒状にした新聞紙の棒を横に持って、思いっ切り叩く運動です。1人が10回ずつ叩くと約30人目で山口が持った新聞紙が真っ二つに切れます。
「ストレス解消に最高!」のお声をいただいております。
今後も地域高齢者の健康増進に努め、それでも何か介護の事で相談事が生じたら、気軽に船橋ケアセンターへ相談していただける顔の見える関係性作りもしてゆきたいと思っております。
文責:船橋ケアセンター リハビリテーション科 山口 崇