今日は老健のお仕事の一つ「入所前後訪問指導」についてご紹介します。
「入所前後訪問指導」は、施設に入所された利用者様のご自宅に訪問し、生活状況等を確認します。
例えば、入口の段差の有無、手すりの位置、寝室からトイレの導線、風呂場の状況など、今までどのように生活し、自宅に戻るにはどのような能力を獲得しないといけないか、今後どのような設備が必要になるかを検討する材料にします。
また、ご家族とお話できる機会なので、利用者様の性格、お仕事、趣味、最近の状況など紙面上では得られない情報を頂き日々のリハビリテーションに活かしていきます。
自宅へ訪問する機会が少ない中で、当施設はなるべく足を運び、生活状況を確認し在宅生活に密接にかかわったリハビリテーションを提供するよう取り組んでいます。
文責:安本誠志