当院の外来心臓リハビリテーション部門では
心臓外科術後や心筋梗塞、心不全で退院された方々に対して
運動耐容能向上・再発予防を目的に外来で運動療法を実施しております。
※写真の掲載については御本人より同意を得ております。 【2019年撮影】
上記の図ですが、心筋梗塞を起こした後に心臓リハビリを行っていない方は、一般市民に比べて生存率が低下していますが、心臓リハビリを継続的に参加した場合には一般住民の方と予後に違いがないことが示されています。カテーテル手術を受けて、心臓の血管を広げる治療で終わりではなく、その後の心臓リハビリを適切に継続できるかが非常に重要です。
そのような中で、最近当院での新しい取り組みとして、
コロナ感染対策の一環から、TVモニターを導入致しました。
導入効果としては
①準備体操の人員不足解消
②体操中の対面回避による飛沫感染予防
③エルゴ実施中の患者教育簡易化
等がありました。
そして、2021年8月に心臓リハビリテーション指導士が新たに1名増えました!
現在PT5名が資格取得しております!
また、心臓外科Dr1名、心臓内科Dr1名も資格取得されており、心臓リハビリテーションに積極的に取り組んでいます!
今後も安全かつ効果的な心臓リハビリテーションを
患者様へ提供していきたいと思います。
文責:戸田中央総合病院 リハビリテーション科 伊藤淳平