2024年9月14日にオンラインで開催された朝霞地域プチ学会は、5年ぶりの復活開催となりました。今回のテーマは「共に学び、共に成長する地域ネットワークの再構築」であり、各施設からの取り組みが発表されました。
朝霞地域には急性期から回復期・生活期、さらには神経難病まで、さまざまな病期が揃っており、その特性を生かした多彩な発表が行われました。
初めて学会発表を経験した際の準備から当日までの時系列レポート、「音楽」を通じてその人らしさを引き出す集団療法の取り組み、転倒・転落事故とFIM得点の関連についての研究結果など、すべてをここで紹介しきれないのが惜しいほど、どの発表も非常に興味深く、素晴らしい内容でした。参加スタッフからは多くの質問が寄せられ、時間の都合で質問を制限せざるを得ないほどの盛り上がりを見せました。
自施設の業務に追われる中、他施設の取り組みを知ることで新たな知識を得るだけでなく、称賛の気持ちを抱きつつ自施設でも頑張ろうという刺激を受けました。
今後も地域ネットワークを充実させ、さらなる交流を図っていきたいと考えています。
文責:
狭山神経内科病院 リハビリテーション科
荒井 史子