今回はグリーンビレッジ蕨のリハビリテーション科内で活動している
「在宅復帰プロジェクト」
について紹介したいと思います。
まずはじめに、老人保健施設とはどういった施設かというと…
『介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアはもとより、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設』
と定められています。
つまり老健とは、「在宅復帰を目指すための施設」なのです！
そこで、2019年３月に発足したのが「在宅復帰プロジェクト」です。
現在は科内のスタッフ４名が中心となり活動しています。
ご家族に利用者様の現状を知って頂く機会を積極的に設け、外出や外泊を行い気分転換を図って頂きながら、ご自宅への退所を目指していけるよう、様々な活動に取り組んできました！
主な活動としては
・科内スタッフのスキルアップを図る為、共同治療や少人数での症例検討会を実施
・外出外泊時に施設物品を貸し出せるようなシステムの構築
・入所後訪問を主とした家屋情報の収集の徹底
・積極的なご家族への動作指導
・外出外泊前のご家族への指導の徹底
等が挙げられます。
この他にも、現在取り組み中の内容がたくさんあります！
またこのプロジェクトから派生して、施設全体で「外出外泊プロジェクト委員会」も発足し、部署の垣根を越えて活動しています。
これからもより良い施設を目指して活動していきたいと思います！
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文責：グリーンビレッジ蕨 リハビリテーション科 鈴木勝年
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