2021年度より2名のスタッフが増えました。
それぞれ急性期、回復期から当事業所に来ていただいた理学療法士です。
新スタッフにとって初めての夏は、気温が高く大変な日もありましたが、自転車や車で訪問を頑張りました。
2名のスタッフから訪問リハビリテーションの良いところ、大変なところを聞いてみました。
良いところ:
直接自宅でご本人やご家族と関われるところが楽しい。
活動や参加に着目した個別性のあるリハビリテーションとして、実際の生活を知ることが出来て勉強になる。
大変なところ:
介護保険制度への理解が乏しい。
ケアマネージャー等の多職種と関わりながら、福祉用具を導入するといった話の進め方が難しい。連絡することにまだ慣れてなくて緊張する。
訪問リハビリテーションでの考え方や、使用している計画書の記載はICF(国際生活機能分類)に基づいています。そこで当事業所のベテラン作業療法士スタッフがICFの勉強会を行いました。
訪問リハビリテーションは利用者様の生活に直接関わるため、病院のように疾患から問題点を見出していく手法だけではなく、生活の場である個人因子や環境因子から「できていること」「問題とすること」も見出していくことが大きな特徴となります。この考え方をICF(国際生活機能分類)といいます。
こうして2名のスタッフはICFを深く学んだことで、訪問リハビリテーションの役割が見え始めたようです。
これからの活躍に期待していて下さい!
文責:訪問リハビリテーション匠 理学療法士 白崎 隆二