SDGｓ推進はTMGの大きな目標の一つです。2030年までに取り組むべきことを5つのテーマに分け、それぞれにアクションプランを立て実践されています。＜健康・予防＞のテーマの中では「認知症の人や家族の支援の推進」が掲げられており、その実現のためのプランのひとつとしてTMG全職員に向けて認知症サポーター養成講座を開催しています（オレンジリングプロジェクト）。
当院リハビリテーション科の職員もプロジェクトメンバーのひとりとしてこの取り組みに参画しています。すでに9月21日に第1回が、先日11月に16日には第2回がオンラインで行われました。開催するごとに、受講者から質問や感想など様々な反響があり、チームで振り返りミーティングを行いながらよりよい講座になるよう試行錯誤しています。
このプロジェクトのミッションはTMG全体が「認知症の方やそのご家族にとってやさしい施設」になることです。すべての職員に広く認知症の理解と認知症の方への支援方法を啓発し、地域住民のみなさまに安心して利用していただける施設運営ができるように、ひいては地域の方々と連携して安心して暮らせる地域づくりにも貢献していきたいというビジョンを描いています。また、このプロジェクトが職員ひとりひとりのWell beingにつながることを期待しています。
誰ひとり取り残さない持続可能な社会の実現に向けて、グループの仲間とともに今できる小さな努力を続けたいと思います。
文責：TMG宗岡中央病院 瀬戸口 裕梨
