新年度が始まり当院リハビリテーション科にも3名の新入職員が加わり、早や3か月が経ちました。現在PT23名、OT10名、ST3名の計36名で急性期リハビリに日々取り組んでおります。
6月21日にPT OT ST合同で行う第1回リハビリ科内勉強会を開催しました。今回はOTが中心となり、若手職員から要望があった「上肢への治療法」をテーマに中枢神経障害の肩甲帯周囲の筋群に対する具体的なアプローチ法について実技形式で実施しました。
肩甲帯は上肢機能、座位・立位・歩行バランスにも大きな影響を与える部位です。複雑な構造と機能である故、治療も多岐にわたるものとなりますが、当日はPT11名、OT8名で笑顔を交えながらも真剣に学習しました。
また6月28日には急性期リハのリスク管理教育の一環で「リハビリテーション科急変時対応」の研修会を実施しました。
1班4~5名で4班に分かれて意識消失から応援要請、院内の急変時対応の確認、BLSまでの流れを確認し最後はデモンストレーションを行い不十分な点などを意見交換し知識を高めることを行ないました。
昨年度は感染予防の観点から実技形式の勉強会の開催が難しい状況となっておりましたが、しっかりと対策をとりながら技術を磨き、患者様に還元できるよう日々精進しています。
当院では来年度にむけて、PT OT ST部門それぞれ職員の募集をしております。興味のある方は是非ご連絡ください。お待ちしております。
文責:西東京中央総合病院 リハビリテーション科 岡上正樹 平井真先