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【佐々総合病院】 InBodyS10を用いた研究・学術活動への取り組み

当院では、2021年4月より体組成計InBodyS10(インボディ・ジャパン製)を導入しております。

InBodyS10は生体インピーダンス法を用いた高精度の体成分分析装置で部位別筋肉量や骨格筋量をはじめ基礎代謝量、脂肪量、体水分均衡、細胞レベルでの栄養状態を反映する位相角、SMIなどを精緻に測定することができます。

また、持ち運びが容易であり院内のみならず在宅などの訪問先においても使用が可能です。

リハビリテーション科においては専門医師との連携の元、このInBodyS10を用い

「高齢心不全患者における骨格筋量と在院日数の関連性」

「後期高齢2型糖尿病患者におけるインスリン抵抗性と四肢・体幹筋肉量との関連性」

「脊椎圧迫骨折患者における退院時歩行獲得に必要な筋肉量の調査」 

現在、複数の研究を進めております。

今後も各専門分野に特化した研究を重ね外部発表、講演会などを通じ、患者様にもセラピストにも選ばれる病院を目指し研究、学術活動を進展させていきたいと考えております。

 

文責:佐々総合病院 理学療法士 佐藤 涼・中村 充秀・小野瀬 直樹・粕谷 岳志

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