2023年11月にオンデマンド配信にてリハビリテーション部1年目職員対象で「画像の見方②(脳血管・運動器)」の研修会が行われました。今回の研修では馬場科長・宮上科長・吉池主任にご講義頂きました。
馬場科長からはCTとMRIのそれぞれの特徴やどんなことが評価できるか、脳梗塞の経時変化やearly ct sign、ASL法による灌流強調画像などについてご講義いただきました。宮上科長からは脳画像解剖についてイラストや実際の脳画像も多く提示しながらご講義いただきました。吉池主任からは運動器疾患のX線・CT・MRIが何を映し出すか、代表的疾患の画像の読影について、画像からの予後予測についてご講義いただきました。
受講者からは、
「今回研修を開いて頂きありがとうございます。曖昧だったところが理解深められるようになりました。今回の研修で学んだことを活かして頑張りたいです。」
「脳画像は何から勉強したら良いのか難しいと思っていたので、今回の研修は非常に有意義でした。」
「実際の症例の画像から解釈することができ、勉強になりました。」
「難しいところで苦手です。今はまだ整形疾患の方を担当することが多いので、再度確認しながら活用していきたいです。」
などの声が聞かれました。
患者様の評価は様々な視点で行うことが大切です。実際の臨床場面の様子やADL場面だけでなく、画像所見からも患者様の状態を評価することできます。画像については受講者の感想にもあったように難しいと感じている方が多い分野だと思います。様々な症例画像を見ながら知識を身につけていきましょう。
講師の先生方ありがとうございました。
文責：
リハビリテーション部 教育委員会 中垣 友徳（戸田中央リハビリテーション病院）
