2022年5~6月に配信形式にてリハビリテーション部1年目職員対象で「職業倫理1-Ⅰ」の研修会が行われました。
TMGリハビリテーション部では入職3年目までに年3回の新人研修を行っており3年間で計9回を実施しております。。
研修内容の例としまして目標設定、生化学データ・画像の見方(運動器、脳血管、呼吸器)、認知症、高次脳機能障害、摂食嚥下障害、学術活動、資格取得など3年間を通しなりたいセラピスト像の確立とそれに向けての具体的なスキルアップを専門性の高いグループ内講師が支援を行っていきます。
今回の職業倫理の研修では
入職1年目の最初ということでグループのスケールメリットを知り、先輩セラピストから心構えを学び、なりたいセラピスト像の初段の目標設定が目的となっています。
研修では島崎部長、教育委員長の林科長から「新卒者に向けてのエール」「臨床家としての心構え」などについてご講義頂きました。
また、自己ワークにて入職してからの振り返りや上半期の目標設定などを行いました。
最初に入職から1ヶ月の振り返りを行いました。今のワーキング内容、困難だった際の自己分析などについて振り返りを行い、それらについて各班で共有を行いました。
続いて臨床家としての心構え(臨床技術だけでなく、社会人としてのマナーも意識すること)、感染対策の不安、臨床をしっかり行えるか、今後の臨床家としての動き方など、新人が不安に感じていることなどについて島崎部長と林科長に新卒者へのエールも含めて丁寧にお話をして頂きました。
最後に目標とするセラピスト像(20~30年後)を具体的に記載、ROSICラダーレベルⅠ(能力評価)、達成/未達部分を確認、上半期の目標設定とそれに伴うアクションプランの作成を行い、それらを各班で共有を行いました
受講者からは、
「20年後、30年後の働くことをイメージする機会ができて良かった。」
「同期と話し合いながら自分の現状とこれからのするべき行動を改めて理解することができました。」
「不安に感じていたことをお話しして頂いて、気持ちが楽になりました。」
などの声が聞かれました。
今年度の新入職員も新型コロナウイルスの影響により、十分な実習が受けられず不安も大きいと思います。
今回の研修では中々聞けないこともお話しして頂き、新入職員達の大きな励みにもなったのではないでしょうか。
新入職員の皆様、1歩ずつ進んで行きましょう。
講師の先生方ありがとうございました。
文責:
リハビリテーション部 教育委員会 中垣 友徳(戸田中央リハビリテーション病院)